東北の地酒 第5弾 今回は3本が入荷
・宮城より 日高見 純米
・福島より 会津娘 無為信 特別純米
・岩手より 与右衛門 特別純米 無濾過
これまで数種類の東北の地酒をご用意させていただきました、日本酒造りには水が大変重要です。
京都には京都、滋賀には滋賀のその地方ならではの味や固さ、柔らかさ、ミネラル分を持った水があります、京都の水は、中硬水で、酸が少なく、なめらかで、やわらかいのが特徴です。京都の地酒はもちろん色々と個性はありますが、なにか同じようなニュアンスが感じられます。
兵庫の灘では江戸っ子の舌に合う江戸送りのお酒としてミネラル分の多い硬質の水で作られ、酸度が高めの辛口のお酒が造られました。 灘の酒は「男酒」、京都のお酒は「女酒」と呼ばれます。
東北のお酒を飲むと、同じように仕込み水の感じが伝わって来ます、限りなく透き通って、すがすがしく、きめ細かく、爽やかで、寒い日の朝露のような純粋で素朴、やさしいお水の様な感じがします。
喉越しの切れがよく、鼻に抜ける心地よい余韻、口中がきれいに浄化され、食欲をそそるようなお酒が多い気がします。
特に魚貝類に、合わせるとお互いの相乗効果でどんどん食が進んでしまいそうです。
私は、まだ東京より北へ行ったことが無く、いつか復興して元気になった東北で美味しいお酒と食事をしたみたいと思います。