5月は、端午の節句、今月のお凌ぎは平目の笹巻き寿司「ちまき」です。
端午の節句は、奈良時代から始まったと言われています。(奈良時代って何年前なんでしょ?)
昔、5月5日は、病気や災厄をさけるための行事が行われる祭日で、宮廷では、菖蒲をかざり、よもぎなどの薬草をくばったりしていたそうです。今とは少し違った節句だったみたいです。
端午の節句が男の子の誕生の祝いに結びついたのは江戸時代以降、五月人形と、鯉のぼりを飾ります。
うちでは毎年、奥さんのお父さん、お母さんに買って頂いた五月人形を飾っています。(いまだに5月人形が飾ってあると、人形に付いているちっちゃい刀がほしくなってしまいます。)
人形は、子供の健康を願い、鯉のぼりは、子供の立身出世を願います。
「ちまき」は中国から伝わったもので、その昔、 屈原 ( くつげん ) という優れた政治家が、懐王という王様からとても愛され、その王様の死後、次の王様の弟によって国から追放され、その事を思い悩み、河へ身を投げた日が5月の5日、それを悲しんだ人々が河に住む竜神に、屈原が取られないように、竜が苦手な笹や茅にお米を包んだ物をお供えとして河に投げ入れた伝説が、災いをさけるという風習となり「ちまき」を食べる始まりとなったそうです。
このお話は、中国ではとても有名なお話だそうです。
迦陵には中国の福建省から京都に留学している女の子のホールスタッフがいます。
日本語は、ペラペラで英語も話します。仕事の覚えも早く、華道・茶道・バンドでボーカルをしたりほんとにすごい女の子です。
ただ、めちゃめちゃしゃべります.......エンドレスです.......
毎日びっくりするほど元気です!!朝の「おはおようございまーーーーーーす」の挨拶の声の大きさは迦陵歴代NO1です!!!!
朝から最高に明るく、元気をたくさん充電してくれます。
その女の子にこの話を聞くと、中国では5月5日には竜の頭を船主に飾った船でレースが行われるそうです。
あしらいに、鰻の八幡巻き、一寸豆、酢取り茗荷、茗荷はこれから美味しい季節です。