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京都 花見小路 日本料理 祗園迦陵 堀部です。
7月の炊き合せは、賀茂茄子と鰊、冬瓜、三度豆を使った炊き合せです。
下に利休餡と言って胡麻の餡を引いています。
私の実家は昔、父がお菓子屋で母が食堂をしていました。
小さい時、今でもはっきりと思い出しますが、家の玄関は食堂の入り口と同じで「ただいまー」って食堂の入口から帰ると、お客さんが「おかえりー」って言ってくれてました。
宿題よりもまずは店の手伝いで、ご飯もお客さんと一緒にカウンターで食べていた気がします。
小学校、中学校の担任の先生も家庭訪問という訳ではなく、学校からの帰り、うちの食堂で晩御飯食べて母と学校の話をしていました。
たぶん、今では考えられ無い光景だと思いますが、そんな時間がとても好きでした。
夏になると、食堂のガラスケースに「茄子と鰊の炊いたん」があって下の写真のように、きれいに盛り付けてある訳でなく
丸のまま焚いた茄子と鰊が乗っているだけの物でした。
私の中では、迦陵の炊き合せに負けないくらいおいしい「茄子と鰊の炊いたん」です。
懐かしい一品です。 (堀部)
祇園迦陵では、8名様の個室や6名様のボックス席もございます。
お客様の用途に合わせてお席を決めますので、ご接待・ご会合・女子会などに
是非ご活用ください。
詳しくはこちら⇒http://www.karyo-kyoto.jp/gion/room/
◆店舗情報
祇園迦陵
電話番号 075‐532-0025