お読み頂きありがとうございます。
祇園迦陵、煮方の相田です。
今回は、秋に出回るボラの卵巣から作る唐墨の仕込みが終わったので、ブログにアップしました。
唐墨と言えばボラの卵巣と言うイメージですが、地域によっては、サワラやブリの卵巣などを用いた
ものもあります。
中でも、ボラの卵巣を用いたものは「本からすみ」として、高価な食材として扱われます。
作り方もお店により様々で迦陵では、まず卵巣の表面の血抜きをしてから、たっぷりの塩に10時間
ほど漬けて、そのあと塩を洗い落として軽く塩抜きしてから、焼酎に10時間ほど漬けこみます、
お店によっては、塩に3日?1週間漬けこむところもあったりとやり方は色々です。
迦陵の自家製唐墨は、塩気もほどよくマイルドな仕上がりにしています!!
そのあとは重しをして整形し形を整えて涼しい所で10日間ほどかけてじっくり乾燥させていきます。
色は、半透明なあめ色でつやもよく、食べればねっとりと濃厚な深みのある味の唐墨の完成です!!
この唐墨は、1月の献立やお節料理にも入る予定です。
皆さんも、手間暇かけた迦陵の自家製カラスミを食べにきてください!!!
おかげ様で今年も祇園迦陵のお節100個ご注文頂戴いたしました、誠にありがとうございます。
少し多めに仕込みも致しておりますので、あと10個ほどお節のご用意可能です、お電話お待ち致しております。