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6月、スーパーではたくさんの青梅がかご盛りされ甘い梅の香りが青果売り場に充満しています。
この時期、ご家庭で梅酒を作られる方も多いですね。私も今年こそはと思いつつかれこれ数年経過しております。。w
迦陵ではこの青梅をシロップで漬け込み八寸の一品としてご用意。
個人的にも大好きな青梅の蜜煮
1回の仕込みに約100個(@_@;) 2日に1回のペースで仕込みます。
まずは1個1個残った軸を取り除き青梅を掃除していきます。
そしてこの迦陵手作り「青梅穴あけ針」でまたまた1個1個表面にまんべんなく穴を開け、焚いた時に破裂しないようにしていきます。
チクチクチクチク…地味な作業が続きます。チクチクチクチク…
仕上がりが綺麗な青色になるように濃い目の塩水に3時間程漬け込み、一度サッと湯がいてから、銅鍋で弱火にかけ塩抜き。
それが終わると、再度水を替え沸かさないように、そして破裂しないようにゆっくり火を入れてエグみやアクをぬいていきます。
この時にしっかり穴あきが出来ていなかった青梅は破裂して使えなくなります。
料理長の「こらーーーーっ!!今日、青梅の穴あけしたん誰やーーーーーーっ!!」の声が週に何度か厨房に響き渡る瞬間です。(-_-)
ここまで来てやっと1回目のシロップ漬け、まずは薄めに甘味を付け一晩寝かせます。
翌日濃い目に甘味を付けた本蜜に漬け込み、香り付けに生姜とレモンを加え2、3日寝かせて仕上がり♪
鬼灯に盛り込み完成です。