いつもありがとうございます。【京都祇園 花見小路 会席料理 祇園迦陵】
祇園迦陵、若女将の堀部です。
本日は料理長が仕込みに追い込まれる渋皮煮のご紹介です(笑)
出来上がった時に、渋皮の繊維が残ってはいけないので、まずは渋皮の掃除から入ります。
営業が終わっても日付が変わってもコツコツコツコツ、、、、、
妥協や手抜きは一切ありません!
みんなで黙々と一個、二個、、三個、、、四個、、、、
約200個お掃除完了!!
これから鍋で炊いていきます。沸騰させてはいけないのでじっくりと。
一升に対してお砂糖一キロ使用します。
料理人の中ではこの割を“ほんみつ”と言うそうです。
一気にお砂糖を入れてしまうと栗が縮こまって固くなるので何回かに分けて丁寧に入れていきます。
今月は八寸の中でお出しさせて頂いております。
おせちにもお入れさせて頂きますのでご賞味いただけましたら幸いです。
甘すぎず、優しいお味の渋皮煮です。