お読み頂きありがとうございます、祇園迦陵 堀部です。
寒暖の差が激しい日がつづいていますが皆さん体調お変わりないですか?
迦陵でも先日はクーラーを入れたり今日は暖房を入れたり、便座を付けたり付けなかったり、毎日こんなに空調などの温度管理をするのは初めてです。。
お花見っ!!行かれましたか?
満開の桜の下お弁当持って美味しいお酒飲むの最高ですよねっ!
そんな美味しいお酒の話、今回は日本酒のお話をさせて頂きたいと思います。
日本酒造りは毎年10月頃から翌年3月くらいまで行われます。
今年もほとんどの蔵元さんが甑倒しも終わられ、各蔵からたくさんの新酒が出てきています、「しぼりたて生酒」や「にごり酒」が楽しめるのもこの時期ならではです。
迦陵でもいろんな蔵元さんのお酒を取りそろえております。
お酒を御注文の際「辛口のお酒ちょうだいっ!」とよくおっしゃられます、これがなかなか難しかったりします。。
お酒は嗜好品。
日本酒のラベルをよく見ると日本酒度というものが書かれています、この日本酒度のプラス・マイナスでだいたいの目安とはなりますが、甘い辛いが決まるものではありません。
日本酒作りの一番の特徴は並行複醗酵、麹米とお米をタンクに入れ糖化と発酵が同時に行われます。
日本酒はお米を糖化したもの、なので糖分の少ないお酒が辛い、糖分の多いお酒が甘いと思いがちです。
芳醇な旨みを持っていて口に入れた瞬間米の旨み(甘味)感じても、のど越しの切れが良く辛く感じるお酒もありますし、良く聞く淡麗辛口のお酒もあります。
また、酸度によっても甘く感じたり、辛く感じたりします。
淡麗でも甘く感じるお酒もあります。
いろんなお酒を飲んで頂いて自分が一番「美味しいな」と思うお酒を見つけて頂くのも日本酒を楽しむ一つかと思います。
「お薦めのお酒ちょうだいっ!」「この料理の合うお酒ちょうだいっ」とおっしゃっていただくと酒選びにも力が入ります。^^