お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。
今月は「べっ甲生姜」というお料理を作っています。
日本料理で「べっ甲」という言葉はよく使われますが、濃口醤油でしっかり色をつけたお料理の事です。
まず新生姜を角に切り、全ての面に無数の穴をあけていきます。
米ぬかを入れたお湯で2時間、その後ぬか抜きの為に30分きれいなお湯で湯がきます。
湯がき終わった新生姜。あくが抜けて柔らかです。
最後に酒、濃口醤油、砂糖などでしっかり炊いておしまい。
・・・というように結構手間がかかる、「家では絶対やらへんシリーズ」の1つです。
晴れてべっ甲一門に仲間入り。
今月は小角に切って八寸に付けています。
和食らしい、しみじみ系の味。
「ご家庭でもどうぞ」とは言いません。食べに来て下さい! (荒井)