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店長ブログ

祇園迦陵では7月~9月の3ヶ月

期間限定で「松茸付き鱧しゃぶコース」を要予約にてご用意させて頂きます。

 

付きだし・造り(3種)・鱧寿司・松茸鱧しゃぶ

雑炊・デザート

       一人前/12,000円 (税別・サービス料込)

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3日前までのご予約で夕食のみのご利用となります。

松茸鱧しゃぶコースと会席コースとの併用はできません。

器を仕入れに福井まで②

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お読みいただきありがとうございます。

 

前回の続きとなりますが、お昼ごはんに越前そばをいただき、器選びも後半戦へっ!

 

の前に腹ごなしに少し町をぷらぷら、そこで目に入った大きな看板。

ん?どこかでみたような。。??

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キリンビール…じゃない…キリン刃物株式会社



こちらのキリン刃物株式会社は越前打刃物の問屋さんで今はキリン刃物博物館として武生の観光スポットとなっており、看板の麒麟のロゴマークはキリンビールの創業よりも古いそうです。

その時代になぜ麒麟だったのでしょうね?大変印象に残るロゴマークです。

他にも古いお薬屋さんの看板や昔ながらの町家がたくさん残っていて、人の流れもゆっくりのんびり^^少し昔へタイムスリップしたような感覚にとらわれます。

街中散歩もそこそこにさらに器の打ち合わせ。

 

突き出し、焼き物、小鉢、長皿、蒸し物、茶碗にお椀、漬物皿、小皿に箸置きはたまた徳利にお猪口…

etc.etc.etc...

7時8時と時は過ぎ、なんとかザッザッと器は決定、第一回目の器選定は終了しました。

 

 

すっかり日も落ち、さて京都へ帰ろうかぁと思っていろところへ

「せっかくやし福井で御飯食べて帰ろうかー」とお声がかかり、マジで♪ ラッキー♪ 

器屋さんにご紹介いただいた福井市内にあるお料理屋さん「浜町 一燈」へお食事に。

 

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一燈さんは、38歳の若いご主人が切り盛りされるお店、入ってすぐにカウンター席、奥にも個室が何部屋か有りこの日も大変お忙しそうでお店にも活気があり、料理人さんも皆笑顔で対応して下さりとても居心地の良いお店です。

 

 

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献立は福井近海の採れたて魚介類をはじめ、新鮮なお野菜を使ったお料理や地鶏の焼物に河内鴨、和牛石焼までありどれもこれもそそられる献立ばかりで目移りして大変です♪

最初に頂いたお料理は加茂茄子を使った一品、お出汁のジュレと青大豆のずんだが乗っています。

 

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器も冷やしてありさっぱりと美味しくいただきました。ずんだのアイデアも面白いお料理です。

焼物は鮎好きの私としては絶対に外せない「福井池田町産天然活け鮎」

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長とうの焼きびたしと地元で採れたもずく、鴨ロースにオーガニックのマスタードが添えられています。
炭火でじっくり焼き上げられた鮎はこのサイズでも頭から骨を気にすることなく頂けました、皮目はサクサク、身はほっこりと美味しい鮎です。
ビールがたまらなく合うでしょうね!今回はノンアルコールで我慢です(T_T)

 

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こちらも美味しかったですー!

サゴシです。皮目を炭火で炙り薬味に茗荷、葱、穂紫蘇に白ゴマ、割ポン酢が絶妙の合わせ具合でとても印象に残った一品です。

他には夏野菜のグリルサマートリュフ乗せや天然鰻の白焼、新物の板わかめの炙りなどもいただき〆にはカラスミじゃこごはんを注文、どのお料理も大変満足させていただきました。

 

ごちそうさまでしたっ!!^^

そして今から京都まで帰らなくてはならないことに気づく。。

 

 

器を仕入れに福井まで①

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7月に入り京都は祇園祭が始まりました。
1日から各鉾町では吉符入りが行われ、祭の無事を祈願し打ち合わせが行われます。

 

いよいよ京都の夏が始まります。

 

同じ1日、器を仕入れに福井県は越前市まで行ってきました。
久しぶりに京都を離れちょっと旅行気分♪

京都から越前市までは約2時間の道のりです。

 

普段うつわ屋さんには、京都まで来て頂いて店で使うお皿の打ち合わせをさせていただくのですが、今回はいろいろな器をたくさん見たく店舗までおじゃましてきました。

 

福井県越前市武生、武生は以前福井県の第二の都市で越前の国府も置かれ大変栄えた町だったそうです。

 

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町にはたくさんの蔵が残っており情緒豊かな町並み、そんな蔵の一つが今回おじゃまするうつわ屋さんです。

さっそく蔵内へ

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蔵内に入った途端「おぉぉぉぉぉすごっ。。」の一言、まさに器の宝庫!

写真はほんの一部、これの4から5倍程の器がところ狭しと無造作にならんでおります。

 

今回は8月にオープンする新店「有恒」の器決めも有り、店のコンセプト、料理内容、ポーションの大きさ、それに合った器の色、形、焼、等々どの器に何をどう盛るか考え、想像しながら一皿一皿決めて行きます。

 

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あれこれ話は盛り上がり気がつけばお昼をまわつて1時過ぎ、打ち合わせを始めてすでに3時間、少し休憩って事で待ってたよ♪お昼ごはん♪

越前市に来たからにはやはり越前蕎麦、向かったのは「そば蔵 谷川」さん 

 

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 https://plus.google.com/114175526329944113103/about?gl=jp&hl=ja

 

住宅街の中に在る一軒家のお店です。
 

まずは「もりそば」から

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蕎麦は自家製粉で十割の粗挽き、蕎麦の香りと味が口の中で膨らみます。


つづいて「おろしそば」

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大根の辛味と削りたての鰹に白葱、あっという間に完食です^^

さらにいただきますww「そばがきぜんざい」これは初めて食します、こちらのそばがきは蕎麦粉を練る際ビーターを使って練られているそうでフワフワのそばがきです。

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アツアツのそばがきにたっぷりの小豆!美味しいーーー!!^^

越前そば堪能させていただきました♪

 

青梅蜜煮

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お読みいただきありがとうございます。

 

6月、スーパーではたくさんの青梅がかご盛りされ甘い梅の香りが青果売り場に充満しています。

 

この時期、ご家庭で梅酒を作られる方も多いですね。私も今年こそはと思いつつかれこれ数年経過しております。。w

 

迦陵ではこの青梅をシロップで漬け込み八寸の一品としてご用意。

 

個人的にも大好きな青梅の蜜煮

1回の仕込みに約100個(@_@;) 2日に1回のペースで仕込みます。

 

まずは1個1個残った軸を取り除き青梅を掃除していきます。

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そしてこの迦陵手作り「青梅穴あけ針」でまたまた1個1個表面にまんべんなく穴を開け、焚いた時に破裂しないようにしていきます。
チクチクチクチク…地味な作業が続きます。チクチクチクチク…

 

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仕上がりが綺麗な青色になるように濃い目の塩水に3時間程漬け込み、一度サッと湯がいてから、銅鍋で弱火にかけ塩抜き。

それが終わると、再度水を替え沸かさないように、そして破裂しないようにゆっくり火を入れてエグみやアクをぬいていきます。

この時にしっかり穴あきが出来ていなかった青梅は破裂して使えなくなります。

 

料理長の「こらーーーーっ!!今日、青梅の穴あけしたん誰やーーーーーーっ!!」の声が週に何度か厨房に響き渡る瞬間です。(-_-)

 

ここまで来てやっと1回目のシロップ漬け、まずは薄めに甘味を付け一晩寝かせます。

 

翌日濃い目に甘味を付けた本蜜に漬け込み、香り付けに生姜とレモンを加え2、3日寝かせて仕上がり♪

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鬼灯に盛り込み完成です。

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鮎が入荷し始めました。

 

琵琶湖の鮎、焼き上がりほんのりスイカのような香りがします。

このサイズの鮎は頭からガブリと!

今月の7品コース、13000円コースにて活鮎塩焼きご用意させて頂きます。

 

 

 

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